amazonって国内のモールの中でも異質だと感じていますが、消費者としてはなんとなーく販売価格が高いイメージ。
筆者は楽天信者なので、amazonは年に1回使うか使わないかぐらいですが、プライム商品などすぐ欲しい時には助かりますよね。
Ecolatteはamazonでも販売してみようと思い、アカウントだけ作成しました。
これからamazonでの販売を考えているショップさん、アカウント作る前にちょこっと見てください!
■2つの出品プラン
amazonはモールの中でも一番と言っていいほどシンプル。2つの出品プランがあります。
簡単に違いをご紹介します。
プラン | 小口出品 | 大口出品 |
費用 | 1商品売れたら100円(基本成約料) | 月額4,900円(税別)基本成約料なし |
特徴 | 販売商品数が少ない出品者向け | 販売商品が多い出品者向け |
一括登録機能・広告は利用不可。 | csv.などの一括出品機能や、広告設定、マケプレプライムなどのサービスも設定可能。 | |
支払方法 | 限られており、コンビニ支払い・代引きは設定できない。 | 小口出品で設定できないコンビニ支払い・代引きも設定可能。 |
※詳しくはamazonにてご確認ください。
一般的にネットショップを運営している企業なら、大口出品を選択する場合がほとんどだと思います。
ちなみに、「小口出品」から「大口出品」への変更はいつでも行えるそうですよ。
販売するカテゴリによって販売手数料が違う
amazon独特だと思いますが、出品するカテゴリによって販売手数料が異なります。
大口出品も小口出品も販売手数料はかかるので、出品したいカテゴリの手数料を確認することをおススメします。
引用:amazon カテゴリーごとの販売手数料よりキャプチャ
■大口出品が有利?
この2つの出品プランの最も大きな違いは、小口出品の場合は「相乗りしなければいけない」ことです。
amazonでは「カートを取らないとなかなか売れない」と聞いたことありませんか?
下記の画像のように「カートに入れる」の下に自社名が出ていると売れやすいと言われています。
amazon 販売商品よりキャプチャ
amazonは他のモールのようにショップ単位での販売ではありません。
同じ商品を販売しているショップは、全て同じ商品ページにまとめられてしまうのです。
この商品ページの場合、カートがとれなかったショップさんは、赤枠内に入れられます。
amazon 販売商品よりキャプチャ
商品を購入するときにこんなところ見ますか?っていう話です。
この「カートを取る」のも大変で、販売したい商品を全ショップの中で一番早く登録するとか、価格を一番安くするとか、試行錯誤が必要です。
そしてamazon自体も販売を行っていますので、価格を下げるとamazonも下げてきます(自動みたいですね)。
・・・そうです、この「カートをとる」ことが小口出品ではできないのです。
自社製品なら関係ないですけどね。型番商品や人気商品を販売したいショップさんは小口出品はおススメしません。
■どちらの出品プランでも使えるFBA
Fullfilment by Amazonの略でAmazonが提供する物流サービスです。
amazonに商品を預け、商品管理・注文処理、出荷、配送、カスタマー対応まですべてAmazonが行います。これはありがたい!
しかもFBA発送は24時間365日対応。ショップが休日でも発送してもらえるのは、お客様にとってメリットですね。
ただし「マケプレプライム」は大口出品だけ。
先程の商品もプライム対応商品でした。
amazon 販売商品よりキャプチャ
プライム会員向けのサービスで、送料無料になったり、お急ぎ便対応が出来る商品です。
ユーザーにとっては大変うれしいサービスですので、売上にも関わってきますね。
■小口出品に向いているのは?
- 商品数が少ない(amazonによると49点以下)
- 試しに出品して、管理画面に慣れたい
- 広告を使う予定がない
などでしょうか。
Ecolatteもとりあえず小口出品にしてみたので、もしかしたら「ここは違ったよ」ということがあればブログでご紹介していきたいと思います。
■まとめ
いつでも小口出品から大口出品に変更可能なようなので、迷ってる場合はとりあえず小口出品にしても良いかと思います。
他のモールと管理画面も全く違いますし、やっぱりモール全体として仕組みが違いますからね。
慣れたら変更すれば良いじゃないですか。
商品登録を1個ずつするのは手間ですが、相乗りならJANがあればすぐ出来ます。
来週はどこかで商品登録方法をご紹介できればと思います!