202010.15

3大モール、どこに出店したらいい?

初めてECサイトを始めたい方、自社サイトはあるけどモール販売検討している方、
3大モール「楽天」「ヤフーショッピング(paypayモール)」「amazon」
が頭に浮かびませんか?
好みで選ぶのも良いですが、それぞれの出店メリット・デメリットを見ていきましょう!

各モールの特長を詳しくみていきましょう

引用:https://www.axis-corp.com/marketing/6673.html

amazon

ストーリー性のあるCMでおなじみのamazon。
やはり大きい倉庫を複数持っているので、物流に強いです。
最短で注文した当日に商品が届くサービスも、倉庫を持っているから出来るのでしょうね。
また、カタログサイトとして運営されているのが、他の2モールと大きく違います。
同じ商品を違う店舗が販売しているので、1商品1ページ表示。
検索結果で同じ商品がぶわーーーーっと表示されることはほぼありません。

楽天

抜群の知名度・会員数・アプリユーザーも多い楽天。筆者もよく利用しています。
比較的どのジャンルも販売しやすい印象です。
特にグルメ系は強い印象があります。
知名度が高いので「まずは楽天にオープンしたい」という企業も多いかと思います。

ヤフーショッピング(paypayモール)

ヤフーショッピングとpaypayモールは別物ですが、同じヤフー株式会社が運営しています。
その名の通り、paypayと連動した決済が可能。
ソフトバンクユーザーに向けたイベントも多いので、若年層の利用も増えています。
また、Tポイントを利用出来るのも嬉しいですね。

■出店のメリット・デメリット

amazon

メリット

・商材さえあればすぐに販売開始できる
→1商品1ページなので、既に出品されている商品と同じ商品であればそのページに登録するだけでOK。
なので、ショップのページや商品ページをデザインしなくて良いのです。スキルがなくても販売できます。


FBAなどamazon倉庫に商品を預けると、梱包・発送を代行してくれる
→有料ですが、梱包・発送を行ってくれるのはありがたいですね。
その分販促に力をいれる時間もできますね!

デメリット

1商品1ページなので、同じ商品を扱っている店舗が多いとカートがとれない=売れない。
→商品ページの中で最安値が上位に表示されます。ということは、価格競争になり薄利多売になる場合も。


ショップのコンセプトなどが表現できない
→スキルが必要なくても販売できるということは、そうゆうことです。

楽天

メリット

・圧倒的な集客力
→会員数が多いのは、それだけでも最大のメリット。それだけ集客できる可能性があるということです。

・楽天独自の定期的なイベントで販促しやすい
→「楽天スーパーセール」「お買い物マラソン」など、楽天を利用したことない人でも聞いたことあるようなイベントが多いです。
その期間に合わせて施策を立てやすく、爆発的に売れるイベントなので新規顧客も望めます。


・ショップ/商品ページのカスタマイズは自由度が高い
→「外部リンクはNG」など一部規制はありますが、比較的自由に作れます。
ショップの「色」を出して、ファンを増やしましょう!

デメリット

・3モールの中では費用が一番高いです。
→3モールの費用比較はこちら:http://realize-ec.net/blog/21/


・店舗開設・運営に時間がかかる
→ショップ/商品ページの自由度が高いということは、それだけ時間もかかります。
イベントに合わせた準備も必要になったり、、しかし全ては売上のため!仕方ないかもしれません。


・新規参入店舗は認知されるまで時間がかかる
→各ジャンル人気店がありますので、新規参入店舗は消費者に認知されるまで時間がかかります。
どうしてもレビューが多いお店や検索上位で購入されることが多いのが実情でしょう。
そのため新規参入店舗がすぐ売るには、広告を利用したり等のコストも必要になるかもしれません。

ヤフーショッピング(paypayモール)

メリット

・初期費用や毎月の固定費は無料。
→費用を抑えたい店舗には嬉しいですね。


・他店舗展開しやすい
→ヤフーショッピング内に複数の店舗を持つことも可能です。その分流入も見込めます。


・楽天同様、ショップ/商品ページのカスタマイズは比較的自由度が高い
→多少の規制はありますが、ショップの「色」は表現できるでしょう。

・ヤフーショッピングとpaypayモールは別物
→paypayモールは厳しい出店審査があり、簡単に言えば「ヤフーショッピングでの優良店と認定されたショップのみ」が出店できます。
なのでpaypayモールに出店できるだけで、消費者の信用を得やすくなります。

デメリット

・ただ出店するだけでは売れない
→出店するのは無料なので出店数が多く、その分競合店も増えるということ。
楽天同様、別の施策を考えなければ売りにくい点も。


・ソフトバンクユーザーは囲めるけど、他のユーザーは??
→個人的な意見ですが、筆者はソフトバンクユーザーではないので、ヤフーショッピングを使うメリットをあまり感じません。
楽天市場を超えるサービスを期待したいところです。


・管理ページが使いづらい
→もはや慣れの問題かもしれませんが、個人的には使いづらくわかりづらいです。商品数が増えれば増える程、強く感じます。
ショップページへの反映も遅いので、ページ修正は余裕をもって行わなければなりません。

■まとめ

デザインスキルはないけど、販売したい→amazon
予算はある。集客力に時間と手間をかくたくない→楽天
費用をかけたくない→ヤフーショッピング

といったところでしょうか。
実際オープンしてみると、もっとメリットやデメリットが見えてくると思います。
その時に他のモールへの出店を考えてみてはいかがでしょうか?

2020.10.15  ec-staff