モールでの販売

■メリット

  • 集客力がある(各モールのイベントにより、その都度新規顧客も獲得しやすい)
  • 簡単に出店できる(WEB知識がなくても、テンプレがあったりするのですぐ出店が可能)
  • 信頼度を初期段階で得られる→開店してからすぐ売れる可能性が高い。

■デメリット

  • 費用がかかる(ランニングコストや出店費用など)
  • 商品によっては価格競争になりやすい
  • ショップとしてのブランディングが難しい
  • 営業の電話が増える
  • 顧客情報が扱えない→顧客情報を基にマーケティングは難しい

各モールの比較

楽天市場Yahooショッピング
(paypayモール)
amazon
特徴・費用が高めだが、会員数・アプリ登録者数は日本一なので、集客率高め。
・各店舗にコンサルタントがつき、サポートや相談がしやすい。
・検索結果はショップ毎。検索結果の表示順が売上にかなりの影響を与える。
・最速1ヶ月で開店可能。
・出店料/月額利用料が無料。
・paypay決済可能。
・検索結果はショップ毎。検索結果の表示順が売上にかなりの影響を与える。
・各店舗にコンサルタントがつくが、あまり深く関わってこない印象。(小杉談)
・月間利用者数は日本一。
・自社で商品を作っている場合は、ブランド登録するとブランド認知度も高まり、相乗り排除等のメリットも。
・検索結果は商品ごとの表示。(同じ商品は1つのページに。親のページに相乗り登録のイメージ)
出店費用60,000円
(プランにより月額利用料を半年分または1年分払う)
無料・大口出品:4,900円(月額固定費)
・小口出品:なし
その他費用・月額利用料:プランにより異なる(最安:19,500円)→半年か1年毎に払う。
・システム利用料(売上によるロイヤリティ):プランにより%が異なる→2.0~7.0%
・クレジットカード決済利用料
・アフィリエイト利用料(最低1%負担)
・楽天スーパーポイント原資(最低1%負担)
・安全性・利便性向上のシステム利用料(売上に対して0.1%)
・楽天ペイ手数料
・R-Chat(希望店舗)
・メルマガ配信料:1通1円
・R-SNS(希望店舗:3,000円/月)
・R-messe(3,000円/月:メガプランとスタンダートプランは5,000円)
・csv利用料:10,000円/月
・Tポイント原資負担(最低2.5%負担)
・アフィリエイトパートナー報酬原資(最低1%負担)
・アフィリエイト手数料(アフィリエイトパートナー報酬原資の30%)
・決済サービス個別手数料(購入者がYahoo提供の決済サービスを利用した場合)
■大口出品
・成約料:なし
・販売手数料:出品ジャンルによって異なる(8%~15%)
■小口出品
・成約料:販売する商品ごとに100円
・販売手数料
※各モール、広告費は含まない。

自社ECでの販売

■メリット

  • 費用を抑えられる=利益率も高くなる。
  • ショップ/商品のブランディングがしやすい。
  • 顧客情報を扱えるので、顧客情報に合った施策もしやすい→リピーターを獲得しやすい。
  • デザイン、機能が自由に決められる。

■デメリット

  • 集客しづらい→自力で集客を行わなければいけないので、広告費等がかかる場合も。
  • 成果がでるまで時間がかかる→オープンしたては認知度が低く、売上に繋がりにくい。
  • 制作に時間がかかる。セキュリティ対策も自社で行う。

自社ECを構築するための代表的なサイト

■オープンソース:インターネット上に無料で公開されているソフトウェアを利用する方法。

管理画面が使いにくい印象。

■ASP:最も手軽にECサイトを構築できる。

初期費用や月額費用などは一切発生しない。

販売手数料:3.6%+40円。

無料のプランもあり、試しにショップを作りたい場合におすすめ。

有料プランは、1,980円/月、初月無料。

その他、販売手数料がかかる。5%(無料プラン)、3.6%(有料プラン)

29ドル/月~。拡張機能のアプリを利用できる。

海外進出のショップ多数あり。

プランにより販売手数料が異なる。

■パッケージ

ECサイト構築のベースとなるソフトウェアを販売会社から購入する方法。費用高め。

初期費用150,000円※その他費用もかかる。

自社サーバを用意する必要なし。

ショップの電話サポートを代行してくれる。マーケティングに関するサポートも受けられる。

運用代行も行っているため、大手企業が多く利用している。

<モールと自社EC同時にオープンするのも一つの手段>

2020.10.01  ec-staff