楽天市場・RMSのことは大体把握しているような気がしていた筆者。
特に登録関係のことは熟知していると思っていたが、そんなことはない。
昨日初めて知ったことがあったので、自分のためににも書き記しておこうと思う。
■項目選択肢別在庫の項目数には上限がある
項目選択肢別在庫の登録とは、いわゆる下記の表みたいなものを登録することですね。
楽天市場 Ecolatte商品ページよりキャプチャ(宣伝!)
よく見かけるのはアパレルに多い「カラー×サイズ」ですね。
この項目、実は20個までしか登録できないのです。
筆者もcsv.のエラーログで昨日初めて知りました…。
ちなみにマニュアルにはそんなことどこにも書いておらず、ビックリ。
店舗運営Navi よりキャプチャ
いや、項目選択肢が20以上ある方が珍しいってことか。
海外の靴のサイズとかならありえそうだけどなぁ。
さて、他のショップさんはどうしているか楽天市場を確認。
■困ったときは他のショップさんを参考にする
1.商品ページを2つに分けるパターン
例えばクリスマスのオーナメントとかで「A~Z」のアルファベットの飾りを打っているとします。
この場合アルファベットは26文字なので、すべてを1つの項目選択肢に登録はできません。
なので、「A~M」「N~Z」の商品ページをそれぞれ作る、という手です。
下記のショップさんが分かりやすかったので、例としてご紹介しますね。
2.セレクトボックスにするパターン
項目選択肢がダメなら「セレクトボックス」または「チェックボックス」にする
楽天市場「くらふと工房クレアル」さんの商品ページよりキャプチャ
例の画像はセレクトボックスタイプですね。
これなら全部登録できそうです。(もしかして上限数あるのかな?)
ただ「セレクトボックス」または「チェックボックス」だと在庫数を入力する箇所がないと思うので、在庫管理をどうやっているのか気になるところ。
3.項目数を減らす
そもそも登録する選択肢を減らせば解決。
しかし、登録しないものは販売できないからどーする!?って話になっちゃいますね。
■楽天のコンサルに聞いてみた
困ったときはコンサルに質問。さて、楽市場の答えは・・・!?
「1ページ複数商品形式ページで(1つの商品ページに)登録が可能かと思います」
何それ?これもまた初耳。見たことないよ、そんなページ。
店舗運営Naviよりキャプチャ
ただ、この機能は【スマホページには表示されない】という謎仕様。
あれだけスマホページに力を入れろと言ってくる割に、この仕打ち。
とりあえず簡単にご紹介します。ズバリ・・・
「1商品ページに複数の買い物かご・購入ボタン・商品」を掲載できる機能。
表示イメージは下記のような感じ。
店舗運営Naviよりキャプチャ
カテゴリページの機能みたいなのですが、1ページ複数商品形式のカテゴリに紐づけた商品は縦並びで表示される、と。
うーん・・・どうなんだろうこの機能。
結局は「商品ページを2つ作って、カテゴリの紐づけをすれば同じページに表示されるよ」ってことだと思うのですが、だったら2つ商品ページを作った時点で解決な気もする。
そしてスマホで表示されないんじゃあまり意味がない。
だからこの商品ページ形式見たことないのかもしれない。
■まとめ
結果、20以上の項目選択肢がある場合は1つの商品ページにはまとめられない。
困りましたね。どうしても登録したいのなら、商品ページを2つに分けるか・セレクトボックスまたはチェックボックスで登録かなぁ。
在庫管理も兼ねるとなるとどちらも難しいところですよね。
潔く「登録しない」(楽天市場での売上は諦めて他のモールで売る)のも1つの手ではありますが、これもなんか納得いかないですよね。
登録できる項目選択肢の数が増えることを祈るしかなさそうです。
(アルファベットを扱っているショップさんが割と多いので、上限30ぐらいあっても良いと思いますけどね)
しかしながら、こうゆう発見はちょっとワクワクしてしまう筆者でした。