202110.01

【Amazon】小口出品と大口出品の違い

Ecolatteは6月末ぐらいに大口出品で販売していたのですが、9月末から小口出品に切り替えました。
広告もかけていましたが、やはり親ページの商品情報がこちらでは変えられず(ブランド所有者に権限があるみたいです)、SEO対策が全くできず、広告かけている意味がないなーと感じていました。
小口出品になると出来ることがかなり限られるのは周知に事実。
では実際に小口出品と大口出品って何が違うのか比べてみたいと思います。

■大口出品

ほとんどのショップが大口出品を利用しているでしょう。

  • 月間利用料:4,900円(税別)
  • 成約金:0円
  • 一括出品システムの利用:可
  • ビジネスレポートの利用:可
  • 配送料金・お届け日時指定の設定:可
  • Amazonスポンサープロダクト(広告)の利用:可
  • 法人向け販売:可
  • 決済方法:クレジットカード・Amazonギフト券・Amazonショッピングカード・請求書払い・携帯決済・コンビニ決済・代引き・Edy払い

これに加え、出品カテゴリも制限はなく、Amazon上にない商品も新規登録が可能。カート獲得も可能です。
モール販売するにあたって必要なシステム・サービスは問題なく使えます。

■小口出品

  • 月間利用料:0円
  • 成約金:1商品当たり100円
  • 一括出品システムの利用:不可
  • ビジネスレポートの利用:不可
  • 配送料金・お届け日時指定の設定:不可
  • Amazonスポンサープロダクト(広告)の利用:不可
  • 法人向け販売:不可
  • 決済方法:クレジットカード・Amazonギフト券・Amazonショッピングカード・請求書払い・携帯決済

これに加え、新規登録は不可。基本的には「相乗り出品」になります。なのでカート獲得も不可。
また、カテゴリごとに配送料が決まってるのでショップが配送料を決めることはできません。

小口出品はどんなショップにおススメ?

ここまで条件が悪いと何のメリットも感じない小口出品。
商品も手動で登録、ビジネスレポートも見れないんじゃユーザーの動向もわからない、広告も出せないので商品を見つけてもらうのは至難の業・・・。
はい、なので「とりあえずamazonの仕組みを知りたい」と言う場合におススメです。
「商品登録だけをやってみたい」とか「すぐには販売できない」など、何か理由がある場合や本格的にオープンするまでの準備期間に小口出品にしておくのが良いと思います。
いつでも大口出品に切り替え出来ますので、準備期間は0円で・本格的にオープンしたら月額払って販売していきましょう。

■まとめ

Ecolatteは小口出品に戻しましたが、特に何の問題もありませんし後悔もありません。
取り扱っている商品に個別コード(JANやEANなど)がないものが多いので、Amazon向きではないと感じていました。
個人的に型番商品・オリジナル商品はAmazonに強いと思いますが、それ以外は向かないと思います。
モール販売をしたい企業さん「まずは3大モールで!」と思うと思いますが、モールではどのジャンルが売れているか・モールの特徴、そこで販売したい商材を照らし合わせてどうなのか・・・さらっと調べてから決めた方が良いですよ。
費用感もありますし、安易に楽天だamazonだ、というのは個人的にはどうも腑に落ちない。

どうでもいい話ですが、このブログ始めて今日でちょうど1年です。
毎日時間がとられるこのブログ。仕事とはいえよく続いているな・・・と自分で自分をほめてあげたいです。

2021.10.01  ec-staff