202111.10

【Amazon】小口出品で売れないならやってみる価値アリ

Ecolatteも今は小口出品です。販売可能な商品が少ないので大口出品から小口出品に切り替えたんです。
しかし、小口出品はAmazonで販売するには結構不利だと感じています。
以前、ブログでも大口出品との違いをご紹介しましたが、固定費用を払っているわけではないので不利になるのは致し方ないと思っています。
それでも全く注文が入らないので、小口出品の企業・個人の方々はどうやって売っているのだろう??
気になりませんか?

■小口出品なら考えたい1つのこと

それは「FBA」です。もちろん大口出品でもやっているショップさん、多くいらっしゃいます。
でも「カートが取れない」「Amazonに販売されていない商品は出品できない」など小口出品は出来ないことが多くあります。
小口出品の場合は自社発送が多いかもしれませんが、「FBA」で発送強化しましょう、ということです。

■FBAとは?

「フルフィルメント by Amazon」の略です。
手数料(保管料)を払って、Amazonの倉庫に商品を預け、発送を行ってもらうサービスです。
発送元が「Amazon.co.jp」のなるので、お客様に安心感を与えることもできるでしょう。
Amazonだけでなく、他のモールで売れた場合も発送してくれるので、そこは嬉しいポイントです。

手数料

実は色々手数料がかかります。

1.FBA配送代行手数料(Amazon.co.jp)

商品1点あたりの手数料で、商品の寸法と重量に基づき変動。

2.在庫保管手数料

商品のサイズ(立方メートル)で計測した、日割りの在庫保管手数料が月単位で発生。

3.FBA長期在庫保管手数料

フルフィルメントセンターでの保管期間が365日を超えた在庫については、長期在庫保管手数料(10cm × 10cm × 10cmあたり17.773円)が請求される。

4.FBA在庫の返送/所有権の放棄手数料

対象商品ごとに請求される。

5.購入者返品手数料

服&ファッション小物、シューズ&バッグ カテゴリーで販売されている商品を返品されると適用される。

6.在庫保管超過手数料

在庫保管制限を超過した場合、手数料が請求される。

つまり「販売する(預ける)商品の大きさによって各手数料がかなり違う」ということです。
セラーセントラルには料金シミュレーターもあるので、FBA始める前に利用してみるのをおススメします。

セラーセントラル FBA料金シミュレーター ページよりキャプチャ

■FBAを始めるメリット

手数料高いのになんでやるの?って思いませんか?
FBAを始めるメリットは以下の通りです。

primeマークがつく

Amazon.co.jpからの発送商品には下記のようなprimeマークがつきます。

Amazon商品ページよりキャプチャ

prime会員が送料無料で購入できる印です。
また、出荷元がAmazon.co.jpというだけでも「ちゃんと届く」という安心感を与えることができます。

サポートがつく

ユーザーにとって安心感を与えられるだけではなく、FBAで販売された商品に関してはカスタマーサポートもAmazonが行ってくれます。
実際どれぐらいまでのサポートをしてくれるかはわかりませんが、発送に関する問い合わせが減るだけでも作業量が全然違いますよね。

カートに優先的に表示される

Amazon商品ページよりキャプチャ

断定はできないのですが、Amazonを見ているとそうゆう傾向にあると思います。
販売元・出荷元がAmazon.co.jpだとなかなかカートは獲れませんし、小口出品はカート獲得自体できません。
ですが、FBAを始めることによって、商品ページ内にショップ名が表示されれば違います。
カートが獲得できないのであれば、せめて「こちらからもご購入いただけます」の枠内に表示させたい、ということです。

■まとめ

個人的にFBAって手数料が高いイメージですが、発送の手間やCSの時間が減ると思えばそんなに高くないのかもしれません。
また、どこかわからない倉庫に在庫管理や発送を任せるのであれば、Amazonの方が安心感もあるでしょう。
小口出品も利用できるFBA。検討してみてはいかがでしょうか?

2021.11.10  ec-staff