以前「1つの商品に対してキーワード設定は10個まで」とご紹介させていただきました。
もちろん10個設定しなければいけないわけではなくて、10個以内なら何個でもいいです。
ただ、設定するキーワードにも実は少しルールがあります。
楽天市場の広告はそんなに柔軟じゃないですよ?
■設定キーワードのルール
1.CPC設定単価
CPCとはクリック単価のこと。1回クリックされるごとに発生する金額です。
キーワード設定では各キーワード1つにつき、40円~設定可能です。
管理画面では「目安CPC」が表示されるので、その値を参考に設定すると表示されやすくなるといわれています。
(大前提としてキーワードと商品の関連性が重要ですが・・・)
2.設定基準
設定可能な文字数は80文字。
「全角・半角 / ひらがな・カタカナ」は別々のキーワードとして設定する必要はありません。
また、RPPは「部分一致」は対応していません。
店舗運営Naviでは例として下記のようなキーワードが紹介されています。
店舗運営Naviよりキャプチャ
具体例
Ecolatteで設定しているキーワードでご紹介します。
ショルダーバッグの商品に「ショルダーバッグ レディース 斜めがけ 大人 小さめ」というキーワードを設定しています。
ですが、楽天市場で「ショルダーバッグ レディース 斜めがけ 大人」という検索結果には表示されないんです。
「ショルダーバッグ レディース 斜めがけ 大人 小さめ」という検索結果には表示されています。
これは部分一致に該当する、ということにもなりますし、目安CPCが異なります。
いくつかキーワードをつなげて検索結果を絞って表示させたいのか、1つのキーワードだけの検索結果に表示させたいのかは目安CPCを参考に予算と相談、といったところでしょう。
Ecolatteの例で言うと、「ショルダーバッグ レディース」のキーワードと検索する人は多いでしょうけど、CPC単価が高すぎます。
■まずは40円で設定してみる
設定したいキーワードの目安CPCがいくらなのかわからないこともあるので、まずは最低金額の40円を設定して、そのあと管理画面から確認してみましょう。
もちろんcsv.データでもダウンロード可能です。
目安CPCは毎日変動します。
なので毎日確認してCPC単価を調整していきましょう!
■まとめ
Amazonのスポンサープロダクト広告だと部分一致や完全一致を選べるんですけどね。
楽天市場はそんなに甘くないです。
Amazonよりクリック単価も高めですし(商品によるかもしれませんが)、表示される広告枠も少ない。
だからと言って設定しないと全く検索結果に出てこない、ということにもなる。
(ものすごい売れてる商品は表示されると思いますが)
上手くできてるんですよ、RPP広告って。