202011.04

レビューを集めよう!

皆さんも購入する前に商品レビューやショップレビューを見て、参考にすることは多いと思います。
筆者も購入の際は参考にしたり、購入後は書き込みしたりします。
レビューは購入を考えている人にとってとても大事な情報ですよね!
自分が書くのはカンタンですが、ショップ側からするとなかなか集まりづらい・・・。
オープンしたてだと尚更ですよね。
レビューはどうやって集めていけば良いのでしょうか?

■レビューの重要性

1.貴重な情報源になる

商品を実際に手に取れないECショップでは、まず商品ページの情報で購入を検討しますよね。
画像や商品情報など、限られた情報の中でイメージを膨らませて検討します。
しかし、「本当に良い商品なのだろうか?」「自分が想像しているのと相違はあるのだろうか?」と若干疑問に思うときがあります。
そこで、実際に購入した人の感想があると大変参考になります。
例えば、服を購入する際は「少し小さめです」と書かれていれば、「じゃあワンサイズ大きいサイズ買おうかな」と判断材料の一つとなりますので、大変ありがたいですね。

2.SNSなどで拡散されやすい

SNSでの口コミ・レビューは大変大きな拡散力を持っています。
SNSなどでの口コミが広まり、商品が爆発的に売れる事例は少なくありません。
ショップが発信する情報よりも、個人の「生の声」は鮮度も高く、購入を後押しする1つになります。

ただ、商品を購入して商品が届くだけではなかなか書いてもらえないのが実情ではないでしょうか。
どんな施策をすれば良いのか考えていきましょう。

■レビューを集める方法

1.次回購入時に使えるクーポン

この手法はよく見かけます。
商品を発送した後に「レビュー書いてくれたら次回5%OFFクーポンプレゼント!」というようなメールを送ります。
書いてくれたらクーポンコードを送ってあげます。
購入者にメリットを与えることで、購入者はレビューを書きやすくなるんじゃないでしょうか。
同時にリピーター獲得施策とも言えるでしょう。
レビューが書きやすいように、レビューの書き方ページを制作しましょう。

2.クーポン発行の費用がないなら・・・

クーポンは発行する費用が必要になりますので、費用をかけられないショップは「先日はご購入ありがとうございます。レビュー書いてくださいねー」のようなアフターメールを送ったり、商品と一緒にチラシを同梱するだけでも少し違うと思います。
手間と時間が取られるかもしれませんが、その手間と時間をかけてでもレビューは集めたいものです。

3.ショップのサービスを充実させる

ショップのサービスや商品の情報を充実させることが大事です。
筆者の勝手な印象ですが、サービスが悪かったり特別良いと思えば書き込みしやすいですが、何も思わなければ書きません。
そこで、梱包に気を配る、丁寧な対応、メッセージカードを入れる、などプラスαのサービスをすることも大事です。
実際にスタッフが商品を使った感想を書くのも良いでしょう。
当たり前といえば当たり前のことかもしれませんが、細かいサービスにも購入者は目を向けています。
そこに感動(というと少し大袈裟ですが)を与えられると良いでしょう。

4.SNSの利用

昨今はマストと言えます。SNSで商品や口コミを検索する人も多いからです。
クーポン施策と似ていますが「レビュー投稿でもれなく100ポイント、上位5名様には1000ポイント」などキャンペーンを行うのも有効的です。
コンテスト形式はユーザーの投稿意欲が湧きやすいですし、上位を狙うため、好意的なレビューも集まりやすいでしょう。
そのSNSの投稿をショップに掲載出来れば尚良いです。(投稿者の許可を得ましょう)
投稿者とショップが身近に感じられるようになり、掲載して欲しいために書いてくれる方もいるでしょう。

5.購入者をインタビュー

これはハードル高いですが、購入者してくれた方を実際にインタビューしてその内容を商品ページ等に掲載します。
メルマガやSNSで公募すれば良いでしょう。
インタビューを受けた方も、もしかしたらSNSで紹介してくれるかもしれないですし、波及効果が期待出来ます。
個人的な意見ではありますが、そうゆうページは若干サクラ感が出てしまいがちなので、ページ作成の工夫も必要かと思います。

■サクラは絶対NG!

以前どこかのモールで問題になりましたが、ショップのスタッフが自社の商品を購入したとみせかけてレビューを書くなんて絶対やめましょう!
モラルの問題でもありますが、モールはそうゆう投稿に厳しく、罰則を設けている場合もあります。
また、同じような書き込みが続くと明らかにおかしいですし、似たような文脈でバレることもあります。
そして「生の声」ではないので、他のユーザーの心に響かず、逆に不信感を与えかねません。
「このショップのレビュー何かおかしくない?」なんてSNSに書き込まれたらどうなるでしょうか?
レビューが集まらないことより、その書き込みをされる方が恐ろしいです。。

■まとめ

今やSEO対策より大事と言われるレビュー対策。
もちろん商品が売れてくれないと書くことすら出来ませんが、レビューが集まれば少しずつ売上も上がってくるでしょう。
当たり前のサービスをより丁寧に。
ECだからこそ、一つ一つのサービスに感動を与えることも可能です。
もちろん今回ご紹介した施策以外にも思いついたことは実践していきましょう!
また、自分がユーザーとして他のショップにレビューを書いてあげるのも大事です。
良いレビューも悪いレビューも、そのショップの力になります。
ECサイトで何かを購入した際は是非書いてみましょう☆

2020.11.04  ec-staff