202011.26

姉さん、事件ですッ・・・!!!

今週末は仕入れ商品がわんさか届く予定・・・♪と浮かれていたら、UPSから電話。
「届いた商品について伺いたいのですが・・食器のような物が届いてますが、許可とってます?」
・・・はい??
なんのことやら?ぷちパニック。
「輸入して食器を販売するには許可が必要ですよー」と優しく説明してくれたUPSのおじさん。
ここから筆者の頭をフル回転させて書類を作っていきます・・。

■何で食器も許可が必要?

食品が必要なのはわかる。なぜ食器も必要なのか頭が追いつかなかった。
UPSの方いわく、

「口に触れるものは食品と同じ扱いになる」

とのこと。
続けて、
「素材(何で出来ているか、コーティングされているか、コーティングされている材質の色や使われている場所)を詳細に提出する必要があります。」
と教えてくれた・・・どこまで優しいんだ、この人。

調べてみたら【食品衛生法に基づく輸入手続】が必要であり、【食品、食品添加物、器具、容器包装及び乳幼児用のおもちゃ】が対象。
おもちゃまで必要なのか!
検疫所に届け出て、食品衛生監視員が適法な食品等であるかの審査や検査の要否の判断を行っているそう。
すみません、知りませんでした・・・。

参考:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144562.html

申請書類や書き方もこちらのページでDL出来ますよ♪

■書類を作成

UPSのおじさんはどこまでも優しく、メールでも説明・書類を送ってくれた。ありがとう。
こうゆう公的機関?に提出する書類って、説明書が難しい表現だったり、書き方マニュアル見てもわかりづらいと思ってしまうのが本音。
それ故、筆者も30分ぐらい固まってしまった。
提出物が多すぎやしないか?

  • 申請書類2部
  • 商品名などが書かれたメモに商品画像(カラー)を添付
  • 返信用封筒

を検疫所に提出し、許可が下りたらUPSにまた連絡してね、という内容。
しかも、今回の商品は「1ケース(12個入り)」なのだが、インボイスには「1」としか書かれておらず、
「食器1個でこの箱こんなに重いのおかしくない?」っていう流れになりそうなので、12個入ということも証明出来るものも送った方が良さそう。

・・・とりあえず申請書を作成しなければ。

申請書はこんな感じ↓(一部を抜粋)

やたらコードを入れる場所がある・・・ということはコード表があるはずだよな!?
そうです、あります。

それがこちら→https://bbs.naccscenter.com/naccs/dfw/web/system/code/fains-code.html

商品に対して当てはまるコードを入力していくだけ!!
・・と思いきや、細かい素材を載せている企業は少ないかも。
そこを調べるのに時間がかかる。仕入先に連絡してみたが、回答はない。
購入した商品ページや仕入先のホームページなどを隅から隅まで読んでやっと見つけた。
また、製造元が別なのか否かも調べる必要がある。
筆者は初めてのことだったので時間がかかったが、慣れてしまえばきっとそんなに時間はかからないと思う。

■完成したが・・・

「よし!提出しよう!」と思ったのだが、
この商品以外にも食器を仕入れる予定で、商品別に作成が必要なのか・・・と刹那的に絶望を感じた。

はい、頑張ります・・。

書類は不備のないよう記入しているつもりだが、何か連絡がきそうな気もする。
しかしそこを乗り越えれば、筆者もまた一つ輸入ビジネスにおいての知識が増え、パワーアップ出来るであろう。
何事も前向きに。

■まとめ

実はまだ知らないだけで、申請が必要な商材があるのだろうか・・・恐ろしい。
「輸入ビジネスって正直面倒くさい」って感じるときもありますが、オープンしたあとの夢があります。
もちろん売れるかわからないけど。
それを叶えるための一つ一つのステップアップだと思って向き合わなければ・・・!
と自分を鼓舞させています。
因みに本日のタイトルは某ドラマの名セリフなので、気になる方は調べてみてくださいね!
(知っている方は大体の年齢がバレます・笑)

2020.11.26  ec-staff