202010.09

サイトコンセプトを決めよう!

ネットショップのコンセプトって意外と重要。商材が決まっていれば考えやすいが、商材が決まっていない場合は難しい。

「そもそもなんで必要なの?」

「商材決めるより難しくない?」

・・・と個人的には思っていますが、
今回は「コンセプト」について考えていきましょう!

どうやって決めるの?

コンセプトを決める時に考えたいのが、
「誰に」「何を」「どのように」販売していくのか?

引用:https://www.makeshop.jp/main/know-how/product/product-concept.html

「どんなショップにしたいか?」
「どのような商品を提供したいか?」

あなたの考えが「コンセプト」になるのです。

「それでも決めづらい・・・」

という方は、他のショップを参考にするのも良いですね。
(私もページ下部で紹介します!)

■コンセプトの重要性

何故コンセプトを決めるのが大事か考えていきましょう。

1.サイトに統一感をもたせることが出来る

ネットショップは顔が見えません。
そのため、少なからず不安を抱くユーザーもいるでしょう。
そこで、サイトでブランドや商品・デザインに統一感をもたせることで、
何のお店なのか、どんな雰囲気なのかを伝えることが出来ます。
こうした小さな不安や疑問もユーザーへの安心感に繋がるのです。

2.他社との差別化

コンセプトがハッキリしていれば、他社との差別化も図れます。
同じTシャツを購入するにしても、AというショップはTシャツ専門店、Bというショップは何でも取り扱っているお店だとします。
なんとなく、Aの方が買いやすい感じしませんか?
そして違うTシャツも探しやすそうな感じがしませんか?

自社の強み・コンセプトがしっかり打ち出せれば、自然と売上アップに繋がるのではないでしょうか。

3.小規模でも十分売れる

やはり楽天やamazonなどの大手モールは、価格競争になりがちで、個々のショップ/ブランドイメージがぼやけてしまう印象があります。
(筆者もショップのトップページってあまり見ないんです・・)
確かに最安値販売もコンセプトの1つかもしれません。
しかし、当然すべてのショップが実現できるわけではありません。
しっかり自社のイメージ向上やファンやリピーターを育成していきたいなら、コンセプトをしっかり定め・それを表現していくことで伝えていきましょう!

■ECサイトのコンセプト例

筆者がたまにチェックしている個人的趣味のサイトなので、参考になるかわかりませんが・・。
売りたい商材と近い商材を扱っているサイト/ショップを検索して、参考にしてみるのが良いと思います。

1.Knot:https://knot-designs.com/

「シャツやネクタイをコーディネイトするように、ライフスタイルやその日の気分に合わせて腕時計も“リストウェア”として選ぶ」

その通りカスタマイズウォッチのパイオニア。
made in japanにこだわり、20,000 通り以上の組み合わせを楽しめます。

2.ヴィレッジヴァンガード:https://vvstore.jp/

「ユーザーに遊びを」

いつ行ってもワクワクしてしまうのは筆者だけでしょうか?
オンラインショップにも実店舗のポップがあったり、「部活」ってなんのカテゴリ?と思ったり、店舗のワクワク感をサイトでも表現しています。

3.precious place(プレシャスプレイス):https://preciousplace.jp/

「海外限定モデルや日本未発売アイテムを中心にセレクト」

そのままです。むしろサイトのトップページにコンセプトを記載しています。

■まとめ

コンセプトが決まるということは、そのサイト/ショップの道筋ができるようなもの。
コンセプトが決まれば、店名・サイトのデザイン・商品の打ち出し方等も考えやすくなるでしょう。
また、商材を増やしやすくもなり、その分流入や売上アップにも繋げられるのではないでしょうか。

2020.10.09  ec-staff