202011.24

梱包材を探しています。

ネットショップには欠かせない梱包材。ショップのロゴ入りのものを多く見かけます。
ロゴが入っていると「お金かけてるなぁ・・・」と思いつつ、ショップによっては再利用しづらいと感じてしまう筆者ですが、ブランディングという面では必要かもしれませんね。
ユーザーとしても敏感になる点でしょう。
過剰な梱包は迷惑・エコじゃない、という声があったり、逆に簡素化しすぎても不安になります。
筆者もどんな梱包材が必要か、どんなものを使おうか探しているので、学びたいと思います。

■ユーザーが求める梱包

おそらく下記の3点がポイントになるかな、と思います。

1.中身(商品)がしっかり保護されているか
2.開けやすさ
3.廃棄・処分の手軽さ

1.配送業者に商品を預ける訳ですから、輸送中に商品が傷ついたり壊れたりしないようにするのはマストです。
ユーザーの手元に届いた時に、破損があっては困ります。
仮に破損があった場合、送る前からあったものなのか・輸送中に破損したのか、どちらにせよユーザーの信頼はガタ落ちでしょう。

2.開けにくいビニール袋とかたまにありますね。テープでベタベタ頑丈に閉じてあったり。
お気持ちはありがたいのですが、なかなか開かないだけで少しのストレスを感じてしまう
なるべくスッと開封出来るものが良いでしょう。

3.筆者は面倒くさがりなので、でかいダンボールで送ってくるショップや緩衝材をいっぱい入れてくるショップに若干イラッとします。
リサイクルに出すために、畳んだりまとめたりするのが大変。
小さくまとめやすく、簡単にリサイクル出せるものが良いですね。

■どんな梱包材を使ってる?

ショップによって様々かと思いますが、よく見かけるのは下記のようなものでしょうか。

  1. 宅配業者の梱包材
  2. ダンボール箱
  3. 緩衝材(プチプチとか紙を丸めたもの)
  4. ショップロゴ入りビニール袋(アパレルに多い)
  5. テープはOPPテープ(透明)が多い

細かいところで言えば、小物を送るためのクッション付き封筒や専用の箱などを用意しているショップも多いかと思います。
プレゼント用も用意しているショップが多いでしょう。
自分のショップでどこまで必要なのか、考える必要がありますね。

■梱包材を決めるポイント

1.商品の大きさに合ったサイズで

最近はそこまで見かけないですが、商品は小さいのに大きな箱で送ってきたり、商品とダンボールの大きさが合っていなくて、ダンボールの上がこんもりしていて開けづらかったり・・・。
最近ではエコや環境を考えて、1つのサイズで全ての商品を梱包しているショップも聞きますが、商材が「Tシャツだけ」「帽子だけ」とかなら可能でしょう。
しかしほとんどのショップが1つのサイズでは不可能かと思います。
取り扱ってる商材の大きさに合った梱包材を選びましょう。
事前に「長さが〇〇cm~○○cmまでは×番の箱」「商品番号○○~〇〇は×番の袋」など決めておくのも良いでしょう

2.配送業者に聞いてみる

ヤマト運輸や佐川急便、日本郵政などの大手配送業者はオリジナルの梱包材を販売しています。
梱包材のバリエーションが豊富で、商品の大きさに合った梱包材を選びやすいでしょう。
個人的な意見ですが、配送業者の梱包材は私用で何かを送る際にも使いやすくて便利です。
もちろん大手配送業者ではなくても販売している場合もありますので、一度確認してみるのも良いでしょう。

3.コストで考える

意外とかかる梱包材のコスト。ロゴ入り梱包材を作りたいけど、費用がないと作れないのは当然。
最初は安いものを使っていき、コスト削減するのもアリかと思います。
ネットショップを始めたばかりですと何がベストかわかりませんから、お客様の声も聞きつつ、徐々に最適なものを探していくのが良いかもしれません。

■筆者の感動したダンボール

また筆者の汚い絵で申し訳ないのですが・・・。

以前お世話になっていたショップで使用していたダンボール。
蓋の片方が長い作りなので、閉じた時にもう一方の蓋と重なる作り。
カッターなどの刃物で閉じ口を開けても、商品が傷つかないようになっている仕組み。
初めて見た時は、とても考えれているな、と感動しました。
カッターで商品の袋や運悪く中の商品を傷つけてしまうこともありますもんね!
ユーザーへの気配りは、こんなところでも表現できるんですね。

■まとめ

「どうせ捨てるでしょう?」とお考えのアナタ、甘いです。
ユーザーは梱包の一つ一つも見ています!
そして時にそれはレビューにも書かれてしまいます。
梱包一つでショップのイメージにも繋がり、商品と一緒に「気持ち」を表すものだと思います。
ロゴ入り梱包材も、ただロゴだけを入れるだけでなく、コンセプトやイメージに合ったデザインをトータルで考えるとステキですよね。(大変ですが)
筆者がイメージしている梱包材はなかなか見つからないのですが、梱包材からもショップのことを感じてほしい・知ってほしいので頑張って探したい!!
ネットショップを利用する際は、ぜひ梱包材も注目してみてくださいね!

2020.11.24  ec-staff