昨日、引き続き理想的な梱包材を探していたら、ついに見つけてしまった同業者。
弊社はまだオープン前だが、オープンしたら競合店になるであろう。
皆さんは競合店がどこなのか、対策や自社との違いなどは調査していますか?
「当然やってます」というショップもいれば、「我道を行く」ショップもあると思います。
本当は結構大事なんですよ、競合店調査。某大手ショップは競合店の調査部署があるぐらい。
では、どこを見ていけば良いのか学びましょう♪
■競合店調査って必要?
「必要です」と言いたいですが、そこまで手が回らないショップもいるのではないでしょうか?
競合店調査の目的は、
「競合他社の実情をリサーチして、自社の実情を知る」
ということかと思います。
競合店を知ることによって、自社では不足している事・学べることもあると思います。
競合ということは、そのショップにお客様が流れて欲しくないわけですよね?
競合店より質の良いサービス・商品を取り扱えば、もっと売れるかもしれません。
■絶対チェックしたいポイント3点
1.レビュー
筆者もまず競合店の☆の数を見ます。
レビューからは、
- どんな人(性別、年齢)がそのショップを利用しているのか
- そのサイトで購入した理由→配送スピードなのか?価格が安いのか?
- カスタマーの対応が良いのか、悪いのか
等がわかります。
自社のレビューと内容を比べ、自社に足りないものが何なのかわかるヒントになるかもしれません。
2.自分で購入してみる
筆者も「競合店No.1だな」と思うショップでは購入してみるタイプです。
実際に購入してみるとユーザーの気持ちになれますし、一連の流れを体験出来ますから、やってみる価値があります。
- 商品ページはどうゆうデザインにしてる?見やすい・見にくい?
- 商品説明文はどんな文章?
- 販売価格→自社より高い?安い?送料は?
- 配送スピード
- メールの内容や送ってくるタイミング(注文・発送・アフター)
- 梱包はどうか
もちろんそれなりに費用がかかりますので、自費でやるなら本当に欲しい物が良いと思います。
また、ショップには申し訳ないですが、返品・交換してみるのもありかなと思います。
因みに筆者は勝手にこれを行って、レポートと一緒に領収書を会社に出したことがあります笑。
欲しい物が会社のお金で買えてラッキーでした笑。
3.サイト全体
もちろん同じ商品を売っている訳ですが、売り方も同じとは限りません。
- サイト全体のデザイン
- 販売価格
- ポイント倍率やクーポンなどの施策
- どの商品を強く売り出しているか(目玉商品など)
- カテゴリ
- サービス(返品・交換など)
- イベント時はどんな変化がある?
- ページの表示速度
などなど、チェックしたいところは山ほどあります。
競合店調査は一回見たら終わりではなく、季節のイベント・各モールのイベント時、月2回チェックするなど、ルーティンワークにしましょう。
■ツールで調査
独自で調査した方がわかりやすい人もいると思いますが、下記のようなツールを使って調査するのも1つの方法です。
SimilarWeb(シミラーウェブ):https://www.similarweb.com/ja/
URLを入力するだけでWebサイト分析や業界分析を簡単に行うことができるツール。
サイトの訪問数・アクセス時の検索キーワードはもちろん、業界分析・サイトランキングも表示する機能もあるので、新たな競合店が見つかる可能性もある。
無料版と有料版があるので、まずは無料版で試したいところ。
eMark+(イーマークプラス):https://www.valuesccg.com/service/dmd/emarkplus/
こちらも競合他社のサイト訪問者数や流入経路、ユーザー層、検索ワードまで調べることができるインターネット行動ログ分析ツール。
こちらも一部機能は無料で試せるので、利用してみるのも良いでしょう。
■まとめ
自社から見た競合店は相手から見ても競合店。
自分たちのショップも調査されている、という認識は持っていた方が良いでしょう。
しかし競合店とはいえ、同じネットショップ。同じ悩みを抱えているかもしれません。
あまりバチバチするよりかは、お互い助け合える関係でいたいものです。