ECサイトのニュースとか何かを調べていると何かと目にする「D2C」。
B2BやB2Cは皆さんもご存じのはず。ECサイトを運営する上では覚えておきたい用語ですもの。
Dって何を表しているのだろうか・・・D・・・イニD?ダミアン?ちょっとよくわからない。
しかしECサイトに関係していることは間違いない。
どこかにわかりやすく解説ないかなー・・。
■まず、おさらい
似たような言葉、聞いたことありますよね?「B2B」「B2C」「C2C」など。
この言葉は何か始めにおさらいしておきましょう!
「B2B」・・・Business to Business
ざっといえば企業間取引。
企業(法人)がインターネットを使って販売するための商品を企業(法人)から仕入れをする、というとわかりやすいでしょうか。
「B2C」・・・Business to Consumer
企業と消費者間で行われる取引。これはそのままですね。
「C2C」・・・Consumer to Consumer
消費者間同士で行われる取引。フリマアプリやオークションサイトがその例です。
・・・じゃあ「D2C」って!?Dのつくそれっぽい単語、思い浮かべてみましょうかね。
■要約すると
Direct to Consumer
自社の製品を企画・製造した商品を中間流通業者を通さずに、自社のECサイトを通じて製品を顧客に直接販売すること。
なるほど。ダイレクトの「D」。
仕入れをして販売している企業にはあんまり関係ない言葉なのかな。
自社サイトってところがポイントですね。モールで販売しちゃうとB2Cになるってことなのかな?
というか、そんなサイト山ほどあると思うけど・・・??
■ポイント
自社のブランドを消費者に向け販売しているからと言って、すべてが当てはまるわけではないらしい。
ポイントは以下の通り。
- リアル店舗以上のブランドの世界観の統一
- どのような商品をどのような意思、コンセプトを持って販売しているのかを明確にする
- 消費者とのコミュニケーションは深くとる
何でもかんでも売るというわけではなく、自社のブランド戦略をしっかりしているか、というところが違いらしい。
筆者調べなのでちょっと違うところもあるかもしれませんが、確かに大事なことですね。
■サイト例
国内の「D2C」サイト調べてみました。
Mr. CHEESECAKE
Mr. CHEESECAKEより筆者がキャプチャしました。
皆さんご存じですかね?「幻のチーズケーキ」。
販売数量が極少。購入できた方、めちゃくちゃラッキーです。
Knot
Knotより筆者がキャプチャしました。
日本製のカスタマイズウォッチを販売。発想が面白いですよね。筆者も愛用しています。
■まとめ
自社で企画・製造していたらそりゃ強いでしょ。
大量生産ルートがない限り販売する数も限られる、ブランド力も高めやすい。
従業員が自社ブランドを愛していないとできないことですね。
そんなD2Cが注目され続けているそうですが、やりたくてすぐやれるものでもないですし・・・ね。
というか、D2Cに当てはまるか否かは誰が決めてるんじゃ?
こうゆう言葉って本当に誰が考えているのか、誰が言い出すのか不思議でしょうがない。
そうゆうことの方が気になってしまう筆者でした。