「au wowma!(ワウマ)」と聞くと知っている人もいるかもしれませんね。今年の春に名称が「au PAY マーケット」に変更されました。
「名前は知ってるけど、詳しくは知らない」
「使ったこと無いから、出店するのはちょっと・・・」
と思う方もいるかもしれませんね。
3大モール以外にも目を向けてみるのも良いと思うので、今回はau PAYマーケットを調べていきましょう!
■au PAY マーケットとは?
名の通りauユーザーをターゲットしたKDDIが運営する総合ショッピングモール。
もちろんauユーザー以外も利用できます。
特長は・・・
・auかんたん決済での購入が多い(携帯料金と合算できます)
・auユーザー約3,800万人と言われている→これだけの集客チャンス
・au WALLETポイントとPontaポイントの統合により、ポイントも貯めやすく使いやすい
・お買い物特典プログラム
→auユーザーは通常会員よりお得にお買い物できます。
ポイント還元率アップ、またはau利用料金が割引されます。
auユーザーにはかなりお得なモールです。
■出店プランは何があるの?
出店プランは2種類!下記の表にまとめてみました。
シンプル出店プラン (決済サービスを店舗側で契約する) | コミコミ出店プラン (決済サービス込のプラン) | |
出品数 | 50,000点 | 50,000点 |
月会費 | 4,800円(税別) | 4,800円(税別) |
成約手数料&決済サービス | 5.7~11.2% | 4.5~9.0% |
ポイント手数料 | 1%は必須 | 1%は必須 |
因みに月会費は4,800円(税別)とありますが、年契約となり途中でプランを変えることはできません。
成約手数料は出品カテゴリや月の売上によって変わります。
(詳しいパーセンテージはこちら:https://wowma.shop/plan)
こう見ると、コミコミ出店プランの方がわかりやすいく、お得な気がしますね。
その他、一括出品csv.オプション:月額10,000円(税別)は必要となるでしょう。
■出店のメリット・デメリット
メリット
・「三太郎の日」(毎月3のつく日)「還元祭」など大型イベントがある
→他のモールと同じく、定期的に大型イベントがあります。
その期間に合わせた施策を考えれば、売上げアップも見込めます。
楽天のイベントまで盛り上がるか?と言われたらそうではないかもしれませんが、それでも期間内は大きな盛り上がりをみせます。
・費用を抑えて出店できる
→初期費用無料/月会費4,800円(年契約)で開店できます。
また、前述で述べたように出店プランも2タイプしかないので、非常にわかりやすいです。
・競合店が比較的少ない
→2017年に出来た比較的新しいモールなので、他のモールに比べれば出店数は少なめです。
これから成長するであろう段階で出店し、ショップの知名度を上げるのも良いでしょう。
・ショップのデザインなどは比較的自由
→他モールと同じく、多少の規制はあるものの、au PAY Plus(楽天GOLDみたいなもの)の利用で自由にカスタマイズできます。
・越境ECプログラム
→海外販売を検討している方はメリットでしょう。
台湾でECモールを運営する株式会社rutenと共同で出品している商品情報の翻訳から掲載、お客様対応までをワンストップで行うサービスを提供しています。これは気になりますね!
デメリット
・集客力は他のモールより低め
→auユーザーをターゲットとしていますので、ある程度仕方ない部分かもしれません。
しかし、auユーザー以外の人も利用できますし、ポイントもPontaポイントと統合されたことで、これから増える見込みはありますね!
・出店に際し、固定電話が必要・フリーアドレス不可
→一般的な企業なら問題ないでしょうが、個人の副業としてやりたい人は少しハードルが高いかもしれません。
・管理画面/CSVの仕様がわかりにくい
→個人的な意見です。管理画面に至っては、以前あったDNAショッピングを彷彿させる仕様。
CSVのわかりづらさ・・・ヤフーもですが、項目を英語にするのやめて欲しいです。
・出品数50,000点
→個人的には少ないと思ってしまいましたが、これから商品数をどんどん増やしたい店舗や取扱い商品数が多い店舗はデメリットと感じると思います。
■まとめ
「メインで出店する」というよりかは、他にメインのサイトを運営しつつ、その後販路を拡げるために出店するのが良いのかなぁ・・・と思います。
確かに集客力は他モールに比べたらまだ劣るかもしれません。
筆者も月1ぐらいで消費者として利用していますが、ユーザーとして「ここ改善して欲しいなぁ」というところもあります。
ということは、まだ伸びしろがあるということ!
そして他のモールより安く買えることもあり、ユーザーとしては非常にありがたく、こまめにチェックしてしまうのです。
auユーザーは利用している方も多いと思いますので、前向きに出店を考えたいですね!