202010.23

聞いたことある・・「Shopify(ショッピファイ)」って何?

なんとなく名前は聞いた事ある方もいらっしゃるかもしれません。

でも一体何なの?
導入するのに手数料かかるの?
メリット・デメリットは?
どんなお店が使ってるの?

筆者も名前を聞いたことある程度なので、気になって調べてみました!

「Shopify」って何?

Shopify:https://www.shopify.jp/

2004年にカナダで創業。世界シェアナンバーワン・ECプラットフォームです。
なんと、世界175ヶ国で利用されているそうで、開設ショップ数60万サイト、アクティブユーザー数は100万人以上!
多言語多通貨にも対応しているため越境ECとして人気を集めています。
日本には2017年に参入。実は3年前からあるんですね!
とはいえ、日本国内での知名度はまだ低いかな、という感じです。

■導入する手数料はいくら?

Shopifyでは3つの料金プランがあります。

・ベーシック:29ドル/月
・スタンダード:79ドル/月
・プレミアム:299ドル/月

プランの詳細はこちらをどうぞ:https://www.shopify.jp/pricing

その他、ペイメント手数料がありますが、初期費用はいずれのプランもかかりません。
ビジネスの拡大・縮小に合わせて料金プランの変更が可能です。
しかも、最初の14日間は無料!すごいです・・。
無料トライアルがあると、導入するか検討しやすいですね!

■導入するメリット・デメリット

メリット

1.費用を抑えることができる

上記で掲載したように、ベーシックプランだと3000円前後で始められます。
ペイメント手数料はあるものの、低コストで自社サイトを作りたい人には良いですね。

2.操作性がシンプル

100種類以上の中からテンプレートを選んで、画像やテキストを差し替えるだけで、サイト構築・デザインが出来ます。
しかもオシャレなテンプレートが多いんだとか。スキルや知識がなくても出来ますね!
また、サーバー契約や管理も必要ありません。Shopifyのサーバーは落ちにくいとの定評もあるんだとか。
アクセス集中や注文が増えたときも安心ですね。

3.アプリが充実している

もちろんオリジナル機能だけでもオープン出来ますが、「アプリ」という拡張機能があるので簡単にカスタマイズ。
2,000種類以上もあり、「外部ツール連携」「SNSマーケティング」「在庫管理」など、無料・有料で用意されています。
様々なアプリから、自社に合った機能を選べば、より効率的にショップ運営が出来ます。

4.SNSとの連携力がすごい

InstagramやFacebookなど、集客に役立つSNSとの連携機能も充実しています。
特にFacebookにおいては、チャット対応やショッピングカートへの誘導など、売上げアップにつながるサイトとの連携力の高さが素晴らしいみたいです。

5.越境ECなら「Shopify」

既存の設定で既に、他国の言語・通過に対応した環境が整っています。
海外への配送処理をShopify内で簡単に手続きできるので、難しい処理・設定はいりません。
スムーズかつ気軽に、海外向けのECサイトも挑戦できるでしょう。

6.楽天市場に連携できる

Shopifyのアプリ「楽天販売チャネルアプリ」をインストールすることで、「楽天市場」へ出店出来るのです。
販路が拡がりますね!楽天市場に出店出来るだけでもかなりの集客に繋がります。
既にShopifyにショップを開いていれば、商品登録・在庫管理・注文処理は引き続きShopifyで管理できます。
ただ、「楽天市場に出店」となるので、審査や出店費用は必要です。

デメリット

1.若干、日本語(和訳)がない箇所もある

Shopify JAPANによるサポートも増えてはいますが、本場カナダで発信している最新情報・アプリ機能の使用方法などの部分で、和訳が追いついていないケースもあるそう。
ちょっと困っちゃいますが、まだ参入してから3年ですので大目に見てあげてください。
Google翻訳とか使って対応しましょう。

2.サポート体制が少し不安

365日24時間の日本語メールでの問い合わせ体制ではあるものの、Shopify本体そのものに関しての問い合わせのみ。
これも徐々に改善していくと思いますが、アプリなどに関しての問い合わせ対応は少し時間がかかるようです。

3.日本の通販システムとマッチしていない部分がある

ポイントであったり、定期購入など、日本では当たり前のようにあるシステムが利用できない場合があります。
これは国によって提供するサービスが違うので、仕方ないような気もしますが、日本ではまだ成長段階のShopifyですから「こんなサービスが欲しい」「こんなアプリが欲しい」と連絡してあげるのも良いと思います。

4.多少のHTMLの知識があった方が良い

もちろんなくても簡単に操作できます。
文字の大きさ・色、どのような装飾をするのか。写真のやバナーの配置。
売りたい商品を目立たせるための知識はあった方が良いでしょう。
もちろんそれ以上の知識があることに越したことはありません。

■どんなお店が利用してるの?

実際にShopifyを利用しているショップをご紹介します!

ゴーゴーカレー公式通販:https://jp.gogocurry.com/

見ているだけでお腹が減りますね。
実店舗そのままECサイトにした感じ、わかりやすさ、すばらしいです。

レッドブル:https://www.redbullshopus.com/

大好きな方も多いのでは?筆者も疲れている時によく飲みます。
ファッション商品を販売するECサイトはShopifyで作られています。

fake food japan:https://fakefoodjapan.com/

食品サンプルのショップです。その名も「フェイクフードジャパン」。
日本が誇る食品サンプルで作られたアクセサリーや小物は可愛いものばかり。
越境ECに成功しているショップですね。

このように皆さんが知っているような企業もそうでない企業も、会社の規模に関わらずShopifyは利用されています!

■まとめ

個人的にはあまりデメリットは感じないので、BASEとどちらが良いのか・・・という悩みも出てきます。
Shopifyは海外向けのECサイトを考えている方には絶対オススメです。
もちろんそうでない方にも、操作性の簡単さや分かりやすさ・低コストですのでオススメします。
また、これから日本での認知度・注目度も上がっていくであろうShopify。
自社サイトを作りたい方・リニューアルしたい方、まずは14日間無料トライアルで検討してみてはいかがでしょうか?

2020.10.23  ec-staff