モールに出店している方は、モール内でイベントカレンダーがあるので随時確認・参加できますが、自社サイトを運営している方は自社で企画しなければいけませんよね?
今の季節は年末に向けてイベントを組みやすい季節かもしれません。
カレンダーに沿ったイベントも良いですが、一緒に別のイベントを行い、売上アップに繋げましょう!
■イベントを企画するメリット
1.新規顧客を獲得しやすい
最大のメリットと言えるでしょう。
たまたま検索して訪れてくれた場合でも、お得感のあるセール等を行っていれば、普段は違うショップを利用している方でも購入してくれるチャンスがあります。
また、購入に至らなくても、セールやキャンペーンをきっかけにショップや商品を知り、その後もこまめにチェックしてくれるかもしれません。
もちろんイベントに対する広告など、知ってもらうための施策も必要かもしれませんが、それだけ新規顧客を獲得するチャンスは広がります。
2.しばらくショップを訪れていない顧客にもアピールできる
SNSやメルマガを使ってイベントの告知をすることによって、しばらくショップを訪問していない顧客が再度利用してくれる可能性があります。
1回購入してくれたら終わりではなく、1回購入してくれた顧客を大事にするのもとても大事なことです。
出来ればメルマガで「いかがお過ごしですか?」など、気遣いの一言があると特別感も出て良いでしょう。
3.サイトに活気が出る
ネットショップはオープンしたら終わりではなく、そこからがスタートです。
イベントを開催することによって、ショップをしっかり運営している感が出て、動きがあるショップとして認識されます。
また、新鮮さや活気も出て、「来週はなにかやるかな?」「来月は何かやるかな?」と、ショップを常にチェックしてもらいやすくなります。
■どんなイベントが良いか?
色々あると思いますが、考えやすいアイデアをご紹介します。
1.カレンダー・季節のイベントを参考にする
1年間、ほぼ毎月色んなイベントがありますね。お正月から始まり、バレンタイン、ホワイトデー、春は入学・入社など。
その季節のイベントに合わせて、ショップ内でも企画しましょう。
季節のイベントはプレゼント需要も高まりますので、プレゼント包装や熨斗の対応も出来るとベストです。
2.オープン記念・○周年記念などのショップ記念イベント
オープンした時、オープンして3周年など、ショップのお祝いをする記念セールを行いましょう。
「お客様に支えられ早3周年・・・」のような文章をよく見かけませんか?
利用して頂いているお客様への感謝も伝えやすいですし、そのショップだけのイベントになりますので、特別感も出ます。
「店長が誕生日セール」を行っているショップを見かけたことがありまして、面白いなと思ったのを覚えています。
3.値下げ・ポイント還元セール
よくあるのが「在庫処分セール」。不良在庫を抱えてしまった場合や、なかなか売れない商品を値下げしたりポイント還元率を上げて、セールを行いましょう。
クーポンも効果的です。値下げやポイント還元より費用は抑えられるでしょう。
利益は低くなってしまいますが、セール商品があることによって集客はしやすいと思います。
4.トレンドに乗ったイベント
商材によって出来ない場合もありますが、流行っている映画や漫画、アパレルなどに便乗するイベントです。
取り扱っている商材のトレンドを発信しても良いと思います。
また、増税やワールドカップ、オリンピックなど、誰もが注目するイベントに合わせたイベントも効果的です。
イベントを考えやすいですし、集客もしやすいでしょう。
常に世の中の出来事にアンテナを張り、時期を逃さないよう早めに企画することが重要です。
■イベントを行うにあたって大事なこと
1.期間設定をしましょう
期間設定をせず行うと、「いつ見てもやっている」と思われ、カートに商品を入れたままずっと購入しない事が起こってしまいます。
期間設定をし、「今買わないと損かもしれない」と思わせることが大切です。
掲載するバナーや商品ページにも開催期間をしっかり記載しましょう。
カウントタイマーのようなバナーを掲載すると、わかりやすく、最終日に向けて焦りも出てくるので効果的でしょう。
2.サイトにメリハリをつける
常に何かイベントを行っているよりかは、行わない期間もあった方がメリハリがつき、お客様も「今日は何もないのか、またチェックしよう」という気になりやすいかもしれません。
その分売上は左右するかもしれませんが、イベントへの期待感・効果が上がりやすいです。
■まとめ
筆者はモールで買い物することがほとんどですが、やはり「そろそろあのイベントだな・・・」と予想し、前もって欲しい商品をチェックします。
イベントがあるとやはり楽しみですし、買いすぎてしまうのも事実です。
きっと筆者もショップ側からしたら「思うツボ」の顧客なのかもしれませんが、それだけ魅力的なイベントを企画出来るのはすごいことですよね!
自分がどのようなイベントの時に買い物しているか見直してみるのも、良いヒントになりそうです。