月末はモールのイベントが少なくちょっと寂しい筆者ですが、驚きのニュースを発見しました。
楽天ユーザーの筆者ですが、驚きを隠せない。
ユーザー（消費者）には関係ないけど、出店している人はちょっと目を通した方が良さそう。
（もしかしたら大半のショップは関係ないかもしれないけど）
■契約更新基準が導入されます
今まで筆者の知る限りでは「契約更新基準」はなかったように思える。
更新月に利用料払って終わり、みたいな印象。
しかし、その基準を設けると言うのだ。ざっくりいうと・・
『1年間の流通金額が30万円以上となった場合』契約を更新する
・・・ウチは関係ないじゃん、って思いました？
確かに1年間の流通額が30万円以下だと、利用料払うのも無理ではないのか？と思ってしまう。
しかし、「サブ店舗」として出店している場合もあるだろうから、何とも言い難い。
こうゆう基準を設けるってだけでちょっと驚き。
今後、この基準の金額も上がっていきそうだなぁ。年間100万円とかだったらドキッとするショップも多くなるかもしれませんね。
■1年間の流通額が30万円以下だったら？
即退店とかはなさそう。
- 1年間の流通金額が30万円以上
- Eラーニングコンテンツの受講完了
- 「楽天市場重要施策」への参画
いずれかを満たせば契約更新できるそう。なので、1年間の流通額が30万円以下でも安心。
ちなみに３.の「楽天市場重要施策」への参画とは何かというと・・・
- 「楽天NATIONS BASICプログラム」の修了
- 「楽天が提供する物流サービス」の導入
- 「共通の送料込みライン」適⽤対象店舗（39ショップ）への変更
上記いずれか1つ以上への参画をもって基準を満たすとされるそう。
・・・費用がかかりそうですね。
■いつから？
- 詳細の案内は2021年3月
- 規約の適用開始は2021年6月
- 「契約更新基準」に基づく契約更新を開始するのは2022年6月以降
開始まで1年以上ありますが、この間に出店してしまう方が良いのかな？
出店してすぐ売れる保証もないし、この1年で楽天市場内での認知度とか上げた方が良いかもしれない。
「1年間で30万円はいくでしょ」って思うかもしれませんけど、時代は変わりますし、何があるかわかりませんからね。知名度の高い商材なら問題ないでしょうけど。
まぁ、楽天市場って出店料とかもろもろの手数料が高いので、楽天市場のみに出店考えているショップは1年間で30万円流通じゃ、とてもじゃないけどやっていけないでしょうね。
■まとめ
楽天市場ってたまーに大きくルール変更されたりしますけど、まずます厳しくなりそうですね。
その分出店ハードルも上がる、と。そして費用だけかかっていく・・・。
「抜群の知名度・集客力」と「高額な費用」・・・天秤にかけづらい楽天市場の特徴。
D2Cのニュースとか見るとモールってどうなっていくのかなぁ・・・ってぼんやり思いますけど、モールも生き残る施策とかより良いサービスを提供するべく必死なのかもしれませんね。
